厚めの本だけど、読み進めずにいられない!
史実に基づいたお話です。
こんな状況でも生きられるもんなのかしら?
現代人の私は…全然自信ないなぁ。
<あらすじ>
江戸・天明年間、シケに遭って黒潮に乗ってしまった男たちは、不気味な沈黙をたもつ絶海の火山島に漂着した。水も湧かず、生活の手段とてない無人の島で、 仲間の男たちは次次と倒れて行ったが、土佐の船乗り長平はただひとり生き残って、12年に及ぶ苦闘の末、ついに生還する。その生存の秘密と、壮絶な生きざ まを巨細に描いて圧倒的感動を呼ぶ、長編ドキュメンタリー小説。