を読んでみました。
一度目は多感な時期に読んだので、
「狂人」に共感しすぎて
もう、私だめッス。
人間失格ス!
目の前ブルーっす!
と血迷ったことを思ったけど、
やっぱり10年経つと違ってた。
(落ちすぎて、10年間読み返せなかったという…)
今回は、「あ〜、分かる分かる」と
共感しつつも「ばっかだなぁ〜」
と思える余裕がありました。
「私、客観視できてますな。
ちょっとは経験積んだってこと?むふふ」
と読みながら1人で思ってみたり。
人間失格は正直、何度も読み返したくないけど、
「斜陽」は何度でも読めます。
へ〜、男の人からみる女の人の強さはここなんだ!
みたいな発見あり。
そういう意味で興味深い。
まさに作品を通して斜陽がかかっていて、
その光景が見えるみたい。
小説家って、やっぱすごい。